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■2025年11月30日:嵐の地平

クリックして拡大  原題:ENDANGREED (2015年アメリカ)
 著者:C.J.ボックス
     C.J.Box/1967- アメリカ生
 文庫初版:2022年6月24日 創元推理文庫
 初版時価格: 1,260円
 巻数:単巻
 品番:Mホ16-3
 管理人読了日:2025年2月22日
 映画化:未
 映画題名:−
 映画主演俳優・女優:−
 
 日本語DVD化:−

ジョー・ピケットシリーズ十五作目の作品。
途中から読んでいる私には作品ごとのつながりが
まだ明確には頭に入っていないのだが、
そんな状態でも間違いなく楽しめる作品だ。

本書は第一作目でピケット家の養女となった
エイプリルが意識不明の状態で発見されるところから始まる。

血相を変えて病院に駆けつけるジョー。
エイプリルはしばらく前ロデオ(暴れる牛の背に何秒乗っていられるか競う競技)選手の
ダラス・ケイツと家出していたのだ。

そしてケイツ家とは、物騒な家族でジョーも過去に因縁があったらしい。

さらにジョーの親友で鷹匠のネイトもある事件に巻き込まれるなど、
他にも様々な事件が起きる。

そして、読者は小説の常でそれらが絡んでいることを知っている。
ボックスの辣腕も伴って、こうなるともう読む手が止まらない。

終盤もエキサイティングな進行は止まらず、
最後の100ページほどは間違いなく中断などできない。

ボックスという作家の作品は、どれをとっても傑作しかないのかと
信じられない気持ちになってくる。

年頃の若い娘は、どうしてバカな男を追いかけたがるものなのかと
意地の悪いことを考えたりもするものの、
読んで後悔することは絶対ないと言い切れる作品だ。

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